増田博一もまともな社会人ではない [ダブルスタンダード]

今日はヒッチハイクにからめて、いつものネタ、飲酒とダブルスタンダードについて

讀賣新聞の「読者と記者の日曜便」から

兵庫県の青木裕子さん(59歳)からの投稿。

日本一周をヒッチハイクで回っている人を車に乗せた。なかなかさわやかで楽しい体験であったとのこと。

それに続いて、増田博一の感想。

若いときに自分も旅をしたが、「アルコール度数の高い思い出が多くていけません」、「それでは私も、若者の夢に乾杯すべくちょっと出掛けててまいります。」

まず、ヒッチハイクについて。 どう考えても、犯罪の温床になるとしか思えない。現にアメリカの多くの州では禁止されている。

国情が違っていても、犯罪を誘発し危険であるに決まっている。そんな行為を礼賛することは自ら「社会の木鐸」でないことを示していることになるだろう。

しかし、検索して驚いたことは「ヒッチハイクマニュアル」なるものが販売されていることであった。
今日から始めるヒッチハイクマニュアル

こんなものでヒッチハイクがもしはやれば、犯罪が続発し、殺人事件もそのうち起こるだろう。



それから、「またか」であるが、この記者も飲酒を礼賛している。 飲酒の害を知らないのであろうか。それとも重要なスポンサーであるから、さりげなく飲酒を薦める広告を記事に忍ばせておくことになっているのだろうか。

どうして新聞は飲酒の害を啓蒙しないのだろう。大麻吸引者を極悪人扱いするのに。

飲酒にしても、ヒッチハイクにしても今日の記事から伝わってくるのは「法律さえ破らなければいい」という、まことにまともな社会人らしからぬ意識である。

「ヤクザが書いてヤクザが売る讀賣新聞」ということか。


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節電の意義・・くいだおれ太郎と一般家庭 [電気]

昨日の日本経済新聞から

「くいだおれ太郎喜びの再稼動」という記事です。

関西電力が要請していた節電の期間が終了し、大阪の名物人形である、くいだおれ太郎が再稼動したというニュースです。

今の所有者が誰で、何を宣伝しているかは知りませんが、節電期間には「職務」である宣伝活動ができなかったので、職務を再度開始できるのはくいだおれ太郎君には喜ばしいことでしょう。


ただ一般家庭だったらどうなんでしょうか。

節電の要請がおわったからといって、節電を中止する理由はあまりないでしょう。

今までどおりの節電を継続していれば家事費の節約になるわけですから継続すればいいわけですね。

もし要請が解除されたからといって、昔の電気じゃんじゃん使い放題の生活に戻ったりする家があれば、あまり賢い行動とはいえないでしょう。

今回の騒ぎで(騒ぎはぜんぜん終わってませんが)電気業界がいかにでたらめで、傲岸不遜なところかということがいやというほどわかったわけです。

なんで元の生活にもどって、あの社会の敵である電気業界を儲けさせてやる必要がありましょうか。

皆さんこれからも節電を続けて、電気業界の売り上げを減らしてやろうではありませんか。


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やっぱり讀賣新聞の記事にはスキが多い [読売新聞社員の学力]

以前、讀賣新聞の記事にはスキ(間違い)が多いと書きました。

これは記者の学力が低いからでしょうね。(だれより?)

やっぱり学力が低いなぁと思わせる記事がありました。

「なぜなに日本語」という連載ですが、どうやら76回も続いているようです。

今回のテーマは「日本」の読み方。

記事によると奈良時代にはニッポン、その後室町時代にニホンとも呼ばれるようになったそうです。

このこと自体が正しいか、間違いかは私知りません。

この文章には続きがあって、なぜかQRコード経由でケータイでないと読めないんですが、こう書いてあります。

”ところで、「日本」は奈良時代の中国語の読みでは、ジッポンでした。ジャパンやジパングも、ここに由来していると言います。”

この文章も間違いとはいいがたいです。ただこの文章を読んだ人は日本国内では「ジッポン」と言う言葉が使われたことはないと誤解するでしょうね。

そしてその誤解を招く理由は記事を書いた人の勉強不足が原因です。

Wikipedia で「日葡辞書」を調べてもらったらいいのですが、同辞書により「室町時代から安土桃山時代における中世日本語の音韻体系、個々の語の発音・意味内容・用法、・・・」がわかります。

そして、当時日本国内では「ニホン(ニフォン)」、「ニッポン」、「ジッポン」の三通りの読み方がなされていたことがよくわかるのです。

Wikipedia から離れますが、「本日」の二つの漢字の読みをそのままにして、上下をひっくり返して読んでみてくださいね。

それからあんまり使わない言葉だけど「日東」(じっとう)なんて言葉もありましたね。

用語委員会・関根健一さん、給料を取ってる以上がんばって勉強してね。

100点満点なら40点をあげよう。



蛇足

「ろりろり」とは、恐ろしくて落ち着かない様を表す語だったらしいです。ロリロリ。




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天声人語にたてを突いてみる [天声人語]

天声人語は有名である。
朝日新聞の二つの顔の内の一つといえるかもしれない。(もう一つの顔は社説)

社説のほうは本気の主張である。ただ皆さんご存知のように、きわめてやり口の汚い主張である。
まるで、小学校の学級会で嫌われるユートーセーの発言である。

だれかが掃除をサボっていたとする。ユートーセーはその場では注意しない。
学級会が始まる。先生の前でだけ注意するのである。
「センセー、××クンが掃除をサボっていました。このことについてみんなで話し合ったほうがいいと思います。」
自分からは意見を言わない。もちろん誰も反応しない。ただ××クンは悪いやつという雰囲気だけが醸成される。これが朝日新聞の社説である。

一方、天声人語といえば季節の話題であるとか、最近の流行だとかについて記す。中身はたわいもないことの方が多い。
ただし、文章の巧みなことが大きな特徴である。
文章構成、言葉の出典、表現法などなど。非常に流麗な文章である。

でもそれも今日までだ。

本日の天声人語の書き出しである。

「最初にハマッたスナック菓子がポテトチップスだった。・・・」

いやしくもまともな教養人が「ハマった」などという下品な言葉を使うだろうか。
その上、ポテトチップスは二回目からは、これもまた下品に「ポテチ」と略している。

それからいつものダブルスタンダードである。
筆者はアルコール飲料(ビール)という依存性の非常に強く、殺傷沙汰の原因にも、交通事故の原因にもなり、日本人の寿命を縮める反社会的な飲み物を好意的に描いている。

一方、大麻取締法を犯した、なんら他人に害を及ぼすことのない人が警察に逮捕されると、新聞では極悪人として扱われるのである。

以前は朝日人にはジャーナリストとしての矜持があったが、最近は上司も会社自体もサラリーマン化しているそうな。
嫌気をさした、やる気と実力のある人はどんどん退社していると週刊文春が報じていたが、なるほど残っている人の品格がよくわかった本日の天声人語であった。







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脳外科医と心臓外科医はあんまり患者の死があまり気にならない [医師の世界観]

実は私、昔に麻酔科医をやっていました。医師免許も持ってます。

医者や、看護婦さんは患者が死なないことを第一に考えて、痛みを取ることは後回しです。

今は少しましになりちょっとは痛みも気にするようになりましたけど、原因がわからないまま痛みだけ取るのは御法度(死語)なので、ある面しょうがないのです。



毎日毎日、麻酔をかけてて思ったことがあります。

脳外科医と心臓外科医は生死に直結するところを扱ってるので、どうしても、一般的には生死に鈍感になっていきます。



さて、今日は読売新聞の夕刊 「わたしの医見」 から東京都の無職男性 60歳代の方の投稿

”脳動脈瘤の手術を受けて以来、頭痛がひどい。--中略--主治医に訴えても痛み止めなどを処方し、「この痛みと仲良くお付き合いしていきなさい」 ” とのこと。

これに対して無職男性の感想は ”昔はもっと、全体を診る医師がいた。別の医師を紹介することもできる。患者の痛みに真剣に向き合おうとしない医師が増えているのかもしれない。” 

ひょっとすると脳外科手術後の低髄圧が続いているのかもしれませんね。
あれはなり痛いようです。
それが原因かはわかりませんが、心よりお見舞いし、少しでも痛みが改善されるようにお祈りいたします。


さて前の方では医者はあんまり患者さんの痛み自体は重要視しないと書きましたが、まさにそんな感じのやりとりですね。

でも昔だったら、「痛いのは生きてる証拠だ喜べ」 とか公言する先生が、ほんとにいたことに比べれば、きちんと薬を処方してくれるんだからかなりましな話です。

気になったのは ”昔の全体を診る医者” だったら絶対に脳動脈瘤の手術なんてできっこないことに気づいておられないことです。

それどころか動脈瘤が破裂しても、「症状から脳動脈瘤の破裂だけどどうしようもない。痛み止めを飲んでおくしかない。」 という運びになってていたかもしれません。
(ちなみに私は母親をこんな感じでなくしています)

もう一点、脳外科の先生には、なかないい出しにくいですが、ご自分からほかの先生への紹介を申し出る姿勢の乏しさ。(まぁ今は気力が出ないでしょうけど)

ペインクリニックの先生を紹介してもらったらどうでしょうか

どうか、くれぐれもお大事になさってください。







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過労運転の巻き添えよりもっと怖いもの

今日は3K新聞から

「運転手に過労運転命じた容疑 名神高速6人死傷事故、運送会社所長ら逮捕」という記事です。

このタイトルがすべてを説明してるんですが、経費節減のために部下の運転手に過労を承知で運転を命じて、事故が起こった。
命令した社長が逮捕されたという時件です。
しょっちゅうある事件ですね。

過労の中で業務を行い、人が一人死んだ。
業務を行った人が逮捕されたというと、福島県の大野病院事件ですが、不思議なことに過労勤務を命じた人は一切お咎めがないようです。
(逮捕されたのは現場で頑張ったお医者さん)
どうして大野病院事件では社長にあたる人は逮捕されなかったんでしょうか。


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これがデジタルデバイドか [ディジタルディバイド]

今日は神戸新聞の夕刊から

電話でどうぞ-イイミミ-こちら編集局 というコーナーから

読者の投稿欄ですけど、電話で投稿できるようです。

この辺が地方紙のいいところでしょうか。

「でもFAXも併設しています。」とは書いてあるけど、メールアドレスは書いてません。いまどきこんなことで大丈夫なんでしょうか。

この新聞社はネットの圧力に脅威を感じていて、あくまで従来メディアのみを大事にするポリシーなんでしょうか。
 
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タイトルは「早く治ってほしい

79歳の主婦の方からの投稿です。

「高校2年生のお孫さんがIgA腎症と診断された。
そな病名聞いたこともないし不安でしょうがない。」という内容です。

うーんこれぞデジタルデバイド。

ググれば、すぐにどんな病気かはわかるのに、気の毒にこのおばあさんにできることは不安を感じ「早く治って欲しいと願うばかり」だそうです。

ググればすぐに、「40%前後が慢性糸球体腎炎を経て、末期腎不全に陥る」(Wikipedia より)という情報に到達できるので、少なくともどんな病気かわからない不安は払拭できていたかもしれません。

もっとも40%は末期腎不全になることを知っても不安の種類が変るだけでしょうか。

どっちの不安がまだましか、究極の選択ではあります。

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ところでこの電話を受けた人はどういう対応をしたんでしょうか。
それが知りたい。

ここでは病気について解答できませんといっておばあさんを突き放したってことはないんでしょうか。

いくらなんでも、まさかそんなことはないですよね。> 神戸新聞社さん

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PS. 好きなように表記すればいいんですけど、digital divide はデジタルデバイド でしょうか
ディジタルディバイドでしょうか。少し気になります。


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老眼が進む一方です [眼鏡]

今日は読売新聞夕刊から

わたしの医見」という投稿欄 「釈然としない眼鏡」というタイトル
60歳の主婦の方の投稿です。

眼鏡が合わなくなったので、眼科を受診したところ、その場に眼鏡店のスタッフが常駐していてそこで眼鏡を作ってもらったとのこと。

一番安いフレームを選んだにもかかわらず5万円近くを支払ったことを悔やんでいるようです。

コンタクトレンズ店では処方するためだけに、眼科医とは限らないアルバイトの医者がいて、その場で検査、処方、コンタクトの購入という流れになっている場所が多かったようです。
今でもコンタクトレンズ店って同じ仕組みなんでしょうか?

投稿された主婦の人も眼科にかかったつもりが、アルバイトの医師がいるただの眼鏡屋に行ってしまったという可能性はないんでしょうか。



私事ですが、40歳過ぎまで視力がよかったので眼鏡のことは余りよく知らないのです。
最近は老眼鏡が必要になってますけど、100円ショップで315円くらいのを買って使い捨てにしてます。

おまけに仕事場でも家でもどんどんパソコンのディスプレイを見る時間が増えたモノで、近眼にもなってきました。


投稿者さんがどんな眼鏡を買ったかはよくわかりませんが、ただの老眼鏡だったら確かに高いと思います。


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こんなところにもあった怪しいお米 [贈賄]



白票「20万円で」「米5年分では」 奈良市議長選


”6月にあった奈良市議会(定数39)の議長選をめぐり、当時の議長から買収を持ちかけられたとして、天野秀治市議(49)=無所属=が1日、議長との会話を録音した内容を公表した。贈賄申し込み容疑で刑事告発を検討しているという。

天野市議によると、6月24日にあった議長選の直前、山本清議長(73)=政翔会=から議長室に呼び出され、「名前を書いてとは言わない。白票を入れてほしい。20万円を支払う」と頼まれた。拒否すると「米5年分」を提示して再度白票を求められたという。「買収の申し出に驚き、とっさにスマートフォンで録音した」 ”

まるで昭和時代のようなほのぼのとした記事ですね。
奈良市議長選では贈収賄に米が使われているようですよ。

っなわけなくて、奈良市議会では「米一年分」を符帳として贈収賄してたんでしょう。

ところで、この記事、読み流しちゃうと山本清議長が悪玉で、天野市議が善玉に思えちゃうんですけど、そうでしょうか。

”「買収の申し出に驚き、とっさにスマートフォンで録音した」 ”そうですけど、どうやったらそんなことができるんですか。

贈賄の申し出が始まってからスマホを取り出して録音を始めたんですか。目の前で。
それともポケットの中で盲牌みたいにスマホで録音を開始した!!モウスマホ。

どう考えても、話の内容に見当がついてたんで、入室前から録音してたんでしょうね。
陰険なやつ。

ところで、「米5年分」っていくらなんでしょうね。
20万円からのかさ上げとして考えたら30万円くらいになるでしょうけど、それだと半端ですよね。
一年分が10万円で、50万円を提示したんでしょうか。

「怪しいお米一年分」は100万円とかね。
教えて奈良市会議員さん。







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ダブルスタンダードはやめましょうよ [表記]

一般論としてダブルスタンダード(以下、DS )はよくないこととされてます。
尤もうちはそんなことしてませんよといいながら、行われるのがDSの常でありますけれど。


今日は朝日新聞から「金総書記、支援求め歴訪」という記事の中の表記について書きます。

内容は東アジア情勢にあまり興味のない私にはどうでもいいことでして、金総書記がいつもの物乞いをしたということだけのように思います。
ただ物乞いする経路がロシアを一番にして、それに続いて China に行ったのが珍しかったらしいですが。

面白いなと思ったところはいつものように枝葉末節。
金総書記の通った経路の中に「満洲里」という地名が入っていたところです。
本文には入ってませんが、地図に書かれていました。


満洲里は、れっきとした地名で固有名詞です。
満洲と略されることが多いようなのですが、なぜかこうなると殆どのマスコミは「満州」と表記するのです。(洲のさんずいがなくなる)

こうなる理由が良く分からない。

おそらくマスコミ人が「満州」という地名について考えることは次のどれかだと思います。

Ⅰ 「満州」というのは地名のようだが、州がネバダ州とか、アリゾナ州のように地域を表す言葉だと思っている。(まぁ China だったら「省」とか「縣」になるはずなんですけど)

Ⅱ その昔、日本が無理を通して満州国というものを作り上げたときに、「満洲国」というでたらめな言葉も同時に作り上げたから、それを認めてはいけない。

Ⅲ 固有名詞にはなるべく元々の字を使うべきだという常識を各マスコミ人が持っていない。

のうちのどれかが理由でしょう。

現在は圧倒的に、「満州」の表記ばかり見受けられます。
野球や、サッカーで時々名前が挙がってくる「野洲高校」の場合は決して「野州高校」にはならない。(野洲は滋賀県の地名です)
当たり前です。固有名詞なんだから元の字を大切にする。

このことが守られずにDSが通用するおかしな日本のマスコミが多すぎると思います。




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