やっぱり讀賣新聞の記事にはスキが多い [読売新聞社員の学力]

以前、讀賣新聞の記事にはスキ(間違い)が多いと書きました。

これは記者の学力が低いからでしょうね。(だれより?)

やっぱり学力が低いなぁと思わせる記事がありました。

「なぜなに日本語」という連載ですが、どうやら76回も続いているようです。

今回のテーマは「日本」の読み方。

記事によると奈良時代にはニッポン、その後室町時代にニホンとも呼ばれるようになったそうです。

このこと自体が正しいか、間違いかは私知りません。

この文章には続きがあって、なぜかQRコード経由でケータイでないと読めないんですが、こう書いてあります。

”ところで、「日本」は奈良時代の中国語の読みでは、ジッポンでした。ジャパンやジパングも、ここに由来していると言います。”

この文章も間違いとはいいがたいです。ただこの文章を読んだ人は日本国内では「ジッポン」と言う言葉が使われたことはないと誤解するでしょうね。

そしてその誤解を招く理由は記事を書いた人の勉強不足が原因です。

Wikipedia で「日葡辞書」を調べてもらったらいいのですが、同辞書により「室町時代から安土桃山時代における中世日本語の音韻体系、個々の語の発音・意味内容・用法、・・・」がわかります。

そして、当時日本国内では「ニホン(ニフォン)」、「ニッポン」、「ジッポン」の三通りの読み方がなされていたことがよくわかるのです。

Wikipedia から離れますが、「本日」の二つの漢字の読みをそのままにして、上下をひっくり返して読んでみてくださいね。

それからあんまり使わない言葉だけど「日東」(じっとう)なんて言葉もありましたね。

用語委員会・関根健一さん、給料を取ってる以上がんばって勉強してね。

100点満点なら40点をあげよう。



蛇足

「ろりろり」とは、恐ろしくて落ち着かない様を表す語だったらしいです。ロリロリ。




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