脳外科医と心臓外科医はあんまり患者の死があまり気にならない [医師の世界観]
実は私、昔に麻酔科医をやっていました。医師免許も持ってます。
医者や、看護婦さんは患者が死なないことを第一に考えて、痛みを取ることは後回しです。
今は少しましになりちょっとは痛みも気にするようになりましたけど、原因がわからないまま痛みだけ取るのは御法度(死語)なので、ある面しょうがないのです。
毎日毎日、麻酔をかけてて思ったことがあります。
脳外科医と心臓外科医は生死に直結するところを扱ってるので、どうしても、一般的には生死に鈍感になっていきます。
さて、今日は読売新聞の夕刊 「わたしの医見」 から東京都の無職男性 60歳代の方の投稿
”脳動脈瘤の手術を受けて以来、頭痛がひどい。--中略--主治医に訴えても痛み止めなどを処方し、「この痛みと仲良くお付き合いしていきなさい」 ” とのこと。
これに対して無職男性の感想は ”昔はもっと、全体を診る医師がいた。別の医師を紹介することもできる。患者の痛みに真剣に向き合おうとしない医師が増えているのかもしれない。”
ひょっとすると脳外科手術後の低髄圧が続いているのかもしれませんね。
あれはなり痛いようです。
それが原因かはわかりませんが、心よりお見舞いし、少しでも痛みが改善されるようにお祈りいたします。
さて前の方では医者はあんまり患者さんの痛み自体は重要視しないと書きましたが、まさにそんな感じのやりとりですね。
でも昔だったら、「痛いのは生きてる証拠だ喜べ」 とか公言する先生が、ほんとにいたことに比べれば、きちんと薬を処方してくれるんだからかなりましな話です。
気になったのは ”昔の全体を診る医者” だったら絶対に脳動脈瘤の手術なんてできっこないことに気づいておられないことです。
それどころか動脈瘤が破裂しても、「症状から脳動脈瘤の破裂だけどどうしようもない。痛み止めを飲んでおくしかない。」 という運びになってていたかもしれません。
(ちなみに私は母親をこんな感じでなくしています)
もう一点、脳外科の先生には、なかないい出しにくいですが、ご自分からほかの先生への紹介を申し出る姿勢の乏しさ。(まぁ今は気力が出ないでしょうけど)
ペインクリニックの先生を紹介してもらったらどうでしょうか
どうか、くれぐれもお大事になさってください。
医者や、看護婦さんは患者が死なないことを第一に考えて、痛みを取ることは後回しです。
今は少しましになりちょっとは痛みも気にするようになりましたけど、原因がわからないまま痛みだけ取るのは御法度(死語)なので、ある面しょうがないのです。
毎日毎日、麻酔をかけてて思ったことがあります。
脳外科医と心臓外科医は生死に直結するところを扱ってるので、どうしても、一般的には生死に鈍感になっていきます。
さて、今日は読売新聞の夕刊 「わたしの医見」 から東京都の無職男性 60歳代の方の投稿
”脳動脈瘤の手術を受けて以来、頭痛がひどい。--中略--主治医に訴えても痛み止めなどを処方し、「この痛みと仲良くお付き合いしていきなさい」 ” とのこと。
これに対して無職男性の感想は ”昔はもっと、全体を診る医師がいた。別の医師を紹介することもできる。患者の痛みに真剣に向き合おうとしない医師が増えているのかもしれない。”
ひょっとすると脳外科手術後の低髄圧が続いているのかもしれませんね。
あれはなり痛いようです。
それが原因かはわかりませんが、心よりお見舞いし、少しでも痛みが改善されるようにお祈りいたします。
さて前の方では医者はあんまり患者さんの痛み自体は重要視しないと書きましたが、まさにそんな感じのやりとりですね。
でも昔だったら、「痛いのは生きてる証拠だ喜べ」 とか公言する先生が、ほんとにいたことに比べれば、きちんと薬を処方してくれるんだからかなりましな話です。
気になったのは ”昔の全体を診る医者” だったら絶対に脳動脈瘤の手術なんてできっこないことに気づいておられないことです。
それどころか動脈瘤が破裂しても、「症状から脳動脈瘤の破裂だけどどうしようもない。痛み止めを飲んでおくしかない。」 という運びになってていたかもしれません。
(ちなみに私は母親をこんな感じでなくしています)
もう一点、脳外科の先生には、なかないい出しにくいですが、ご自分からほかの先生への紹介を申し出る姿勢の乏しさ。(まぁ今は気力が出ないでしょうけど)
ペインクリニックの先生を紹介してもらったらどうでしょうか
どうか、くれぐれもお大事になさってください。
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